「名医とつながる!たけしの家庭の医学」(テレビ朝日・2019年1月22日放送)で話題になっていたケルセチン。
番組では、体内に溜まったサビによって老化が加速しているという内容でした。
年を追うごとに老化を避けることはできませんが、老化を少しでも遅くすることができればそれに越したことはないですよね!
ここでは、ケルセチンとは何か、効果や食べ物などからの摂取量について書いていきます。
Contents
ケルセチンとは何?
ケルセチンとは、ポリフェノール(フラボノイド)の一種で、健康管理や病態改善に有効とされるファイトケミカルの一つです。
ケルセチンは野菜や果物に多く含まれていて、玉ねぎ、リンゴ、グレープフルーツ、緑茶、ワインなどがよく知られています。
そして野菜や果物を多く食べる人は、肥満や糖尿病、心臓病、がんなどになりにくいことが、さまざまな調査研究で明らかにされています。
ケルセチンの効果とは?
ケルセチンには様々な効果化あると言われています。
抗酸化作用・抗炎症作用
体が酸化する(サビる)のを防いでくれます。
抗動脈硬化作用・脳血管疾患の予防
悪玉コレステロールの蓄積を防ぐ働きがあり、血管をしなやかにして血液の流れをスムーズにする働きがあるとされています。
抗腫瘍効果
抗酸化作用により、各種ガンの発症リスクを低下する効果があります。
降圧作用
収縮させた血管を弛緩させる働き(血管弛緩作用)があり、血圧を下げ高血圧の改善効果があります。
これらの他にも、コレステロール値や血糖値の低下、関節症の症状緩和、腸内環境の改善、認知機能改善なども期待されています。
摂取量はどれくらい摂るといいの?
番組で紹介されていた先生が勧める成人のケルセチンの一日当たりの摂取目安量は、100mgといわれていました。玉ねぎの場合、100gあたりのケルセチン含有量は40mg程度なので、大きめのサイズ(一個当たり250g程度)の玉ねぎを丸ごと食べて、ちょうど100mgのケルセチンが摂取できます。
しかし毎日玉ねぎ一個は食べれないですよね!
ちなみにレタスなら14玉、ピーマンだと30個は食べないといけない計算になります。
しかし、緑茶であれば一日3杯飲むことで必要量を摂ることができると言われていました!!
なんと、普段やっていることではないですか!?
これなら無理なく続けられますね♪
緑茶でも煎茶がより多くケルセチンが含まれています。紅茶やウーロン茶にも多く、ペットボトルのお茶でもOKだそうですよ。
まとめ
体がサビる(酸化する)ことによって、免疫力が衰えたり病気にかかったり老化現象が早期に現れるようになってきます。
それを予防するために、ケルセチンを多く含む食品を摂取するように心がけましょう~!
そういえば、日本で一番ガン発生率が低い都道府県は「静岡県」と聞いたことがあります。お茶の産地であり、量を飲んでいるからだということが今回の番組の検証でも効果ありと理解できました。
もっと言うと、お茶の出がらしを食べている県民でもあるんですよね!!
より効果を求める方は、緑茶を飲んで葉っぱも余すことなく食する~これで、病気も老化も吹き飛ばしちゃいましょう(^^)/