2018年7月、連日の猛暑で被災された方々、未だ断水している方々など本当に大変な思いをされておられることと思います。今回の西日本豪雨災害で被災した一人として、これは知っておくと役に立つ情報を書きました。
土砂崩れなどで流通がストップしてしまい食料の調達もままならない中の食事の対策について、また微力ながら経験して得た断水時の対策方法を書いています。
少しでも皆様のお役に立てればと思っています。大変な時は、みんなで支えあっていきましょうね(^^)/
断水時の食事対策
この度の西日本豪雨災害(2018年7月)で、九州から中部地方まで広範囲に被害が出ました。土砂崩れや河川の氾濫などで200人を超える人達が命を落とし、家屋を失い避難生活を送っている方々も多くいます。
幸い命に別状はなかったにしても、あちこちで断水が続いています。
そして日中は連日に次ぐ猛暑日で、特に被災地では熱中症になる人も後を絶たないようです。
水は命に直結しているので、なくてはならない存在ですね!!
そして水同様に重要なのは食事。いかに少ない水量で非常時を乗り切れるか!? いつ断水が解除されるかもわからない中での食事対策を考えました。
まず私がこの非常時の時の食事で「水をあまり使わず簡単に作れるもの、そして腹持ちが良い」というところで思いついたのは、「炊き出しにおにぎり!」やはり、日本人はお米を食べないと力が出ませんよね!! と、とっさに思いついた感じではありますが、おにぎりは本当に重宝しました。
そこで私は炊けるだけの容量目一杯の量のお米を炊き、それを小分けにしてラップに包み(冷めてから)冷凍しました。食べたい時に食べたいだけ取り出してチンすれば、すぐに食べれますからね。(エネルギーの源、炭水化物(笑))
一度に作っておけば、後は洗い物などにも水を使わずにすみますので、断水時にはこれしかない(^^)/
冷凍食品や即席スープ等も重宝しました。断水時には水を極力使わない、という工夫が必要!そこで鍋を使ったら洗わないといけないため、お皿に乗せて温めるだけ、お湯を注ぐだけは、ありがたかったです。
お皿に直接ラップをかけてそこに食品を並べ、食べ終わったらラップを剥がして捨てるだけでお皿は汚れない♪ これも断水時の貴重な水を使わずにすむ方法(^^)
それから冷凍チャーハンは白米に飽きた時に食べたのですが、味が変わるだけで本当に美味しく頂けました♪
調理もなるべく器具を汚さないように、クッキングペーパーを使って焼くだけとか煮るだけのもので対策しました。
卵のストックがあれば、まとめてゆで卵を作って冷蔵庫で保管するのもいいですね。たんぱく質の補給にもなるし、小腹がすいた時にすぐに食べれる(^^)/
命に直結する水なので、洗い物で大量に水を使うのはもったいない!! ということから調理をするのも最低限にできるものを考えました。
食事等であると便利な物
いつも買い物は余計なものは買わない性質なので、売り切れになることを懸念して食料や細々としたものを買いに出かけました。
やはりすぐに食べれるパンやお弁当(惣菜)、カップ麺といったものは既に売り切れでしたが、冷凍食品他はまだ残っていたので、それらを買いました。
中でも重宝したものを書きますね。
- 冷凍チャーハン
- 冷凍枝豆
- 冷凍カット野菜
- カップスープ・即席お味噌汁
- 缶詰
- ドライフルーツ・ナッツ類(子供がいるのでおやつにもなる)
なるべく調理をするにも水が少なくて済むような物、傷みにくい物にしました。
以下は、小物関係で重宝した物。
- 赤ちゃんのおしりふき(水99.9%というもの)
- 除菌ウエットティッシュは肌が弱くて荒れやすいので基本使いたくなかったため
- トイレの後や食事前の手拭き
- 顔を拭いてもとりあえず大丈夫
- 食卓の台拭き
- 汚れ落とし等に使用
- ラップ
- 家にあるお皿に貼り付けて、ご飯やおかずを乗せ食べ終わった後にラップを剥がすだけでお皿がキレイ!
- 紙コップ
- 数回使用して捨てる
- 名前を書いて誰のかわかるように使用した
- 折りたためるポリタンク(収納にも困らない)
- 水を確保するためにも必需品!!
- 緊急時では、すでにどこへ行ってもなかったので買えませんでした(泣)
- 代わりに衣装ケースや大きめのゴミ箱と言った物にビニール袋をかけて水を入れる物に代用
- モバイルバッテリー
- もしもの停電時に備えておくのが賢明でしょう!
- 充電しておくことも忘れずに!!
最低限これらはあるといいかな、というものです。
断水(緊急時)の対策
お恥ずかしながら、私の家では身近でこのような大きな災害が起こるなんて思っていなかったので、何の対策もしていませんでした(-_-;) しかし情報通のママ友と何人も繋がっていたので、路頭に迷うことなく過ごせたと思います。
そこで得た対策はこれ!!
情報交換できる友達と繋がる・地域の防災情報がわかるようにする
私が住んでいる尾道では7月7日12時から断水するという情報が、ものの30分程前に「尾道市の公式LINE@」から連絡があったそうです。ママ友のグループLINEでそのような連絡が流れてきたにも関わらず、気付かずに出掛けていて自宅に戻った時は14時近くになっていました。

引用元 https://ord.yahoo.co.jp/o/image/
慌てて水道の蛇口をひねったところ「まだ出る!!」主人と手分けして、鍋・やかん・リサイクルするつもりだった空のペットボトル・水筒・ポット・バケツ・お風呂の浴槽・洗濯機…思いつく限りの物に水を貯めました。しばらくすると水量が少なくなってきて、そのうち完全に水が出なくなってしまいました。(T_T)
断水時は水の貯えもそうですが、緊急時に備えて地域の情報がすぐにわかるものに登録しておくことをお勧めします。
私もママ友に教えてもらいすぐに「尾道市の公式LINE@」を登録しました。
こちらに登録することによってその後給水所の時間や場所の連絡が入り、すぐに水を調達しに行くことができたので本当に助かりました!
それからも防災情報や断水時に利用できる公衆浴場などその都度配信してくれ、とても役に立ちました!!
ガソリンを満タンにしておく
しばらくすると、別のママ友から「ガソリンスタンドが閉まるらしい!」と連絡を受けました。
土砂崩れで至る所が通行止めになっていて、流通がストップしたためガソリンの在庫がなくなったらスタンドも閉めざるを得ない状況でした。
たまたまうちはガソリンスタンドに行って満タンにしたばかりだったので、この情報は他の人達に流しました。
田舎では車がないと何かと不便なので、この情報は他の人にも喜ばれました♪
とにかく、情報がやって来るたびに他の友達にもシェアしたりして、グルグル情報を回したお蔭で瞬時に対応が取れたのだと思います。持つべきものは友達&スマホ(笑)
まとめ
幸いにも今回の災害で尾道は断水はしましたが、停電等はなかったのでまだ恵まれていた方ですね! とっさの対策と非常時の食事の事について書いてきました。
- 食事対策
- 調理するなら一度にたくさん作って冷凍保存しておく
- お米を研いだ後の水は、花壇の花にやりました(^^)
- ラップとクッキングペーパーで最小限の洗い物いらず
- 食事等であると便利なもの
- 冷凍食品
- 日持ちのする物
- 日用消耗品
- 断水(緊急時)の対策
- 情報交換できる友達と繋がる・地域の防災情報がわかるようにする
- ガソリンを満タンにしておく
連日、猛暑日が続いて被災地では熱中症になる人もたくさんいるようです。
お体には十分にお気を付け下さいm(__)m
断水時の食事・トイレ・お風呂・洗濯方法の対策まとめ!復旧時の注意点も伝授します!!