2018年7月6日の大雨特別警報から9日目(現在7月14日)、いまだ二次災害の恐れもあり被害が拡大しています。
広範囲の土砂崩れや河川・ため池の氾濫など、予想をはるかに超えた災害で死者や行方不明者も多数おられます。一命は取り留めたものの家を失った方や、停電や断水が続いている所も多くあって、皆さんの疲れもピークを迎えているのではないでしょうか?
私も一被災者として、ここでは断水が復旧した時の注意点を書いていきます。
西日本豪雨災害・断水
あんなに雨が降って水はあるだろうに、なんで断水?と思いませんでしたか?
少なくとも私はそう思いました…(^_^;)
私が住んでいる広島県尾道市の断水の原因は、尾道市に水を供給している三原市の本郷取水場が、今回の豪雨で冠水し送水ポンプ設備が使えなくなってしまった事です。
しかしそのことを知らず、普段通りに生活を送っていたところ、家の外で断水の事についてアナウンスしている車がいるなあ~と思ったのも束の間、ほどなく水が出なくなってしまいました(T_T)
気付いた時には送水されていなかったので、いくらも貯えることができませんでした。その代り早くに給水所が設置されたお蔭で、難を逃れることができました。

給水所でいただいた水、各地から届けられています!
しかし幸いにも私が住んでいる家の周辺では、総合病院に給水するためのルート途上にあり2日半程の断水のみで、水が出るようになりました。その他の地域ではまだまだ復旧されていません。予定では、7月16日には全域回復との報告があります。

福岡市から尾道市へ給水車が到着しました。
引用元 https://img.news.goo.ne.jp/picture/tvnc/m_tvnc-02229.jpg
猛暑日が続く暑い中、ライフラインの復旧に向けて尽力して下さっている方々、心より感謝申し上げますm(__)m
断水が復旧した時の注意点①
復旧すぐの時は、家の外の蛇口がある場合はまずそこから、なければ台所や洗面所の蛇口をひねって5分ほど水を出しっ放しにしましょう!
水道管のサビや汚れが出てきたり、泡の混じった白い水が出てくることがあります。
透明の水が出てくるようになるまで、水は流してくださいね!!
断水が復旧した時の注意点②
間違っても、トイレや温水器から流すことはやめましょう。
圧力のかかった水が出てくることがあり、ボンボン!と凄い音がして空気が抜けながら水が出てきてビックリしますよ!
それでウォシュレットや温水器が破裂などで壊れる恐れがあるので要注意です!透明な水が出る様になってから使用しましょう。
うちでは、水が出る様になったのを知らなくて何気に台所の蛇口をひねって水が出た時、たまたま出たんだと思い慌ててバケツやらお風呂に溜め込んだのでそのようなことにはなりませんでした。(笑)
断水が復旧した時の注意点③
飲み水や調理に使う場合、浄水器を通したり沸騰させたものを使いましょう。またペットボトル等の容器に汲んである水は、3日を目安に使い切るようにしましょう。
私は原因不明でしたが、激を伴う腹痛がして久しぶりに辛い思いをしました!多分、給水所からもらってきた水か、浄水器を通してもしばらく置いていた水をそのまま飲んだせいかなあ~と思っています。
特に今は暑い時期なので、水も冷蔵庫で保存し汲んでから3日以内に沸騰させてから使う、ということをしていった方が良いと思います。
目に見えない雑菌がいる可能性もあるので!!
まとめ
この度、数十年に一度と言われる程の豪雨が広範囲で降り、土砂崩れや河川の決壊・氾濫などによって死者や行方不明者、家屋の崩壊など至る所で現在も被害が拡大しています。
現在でも、広島県や愛媛県を中心に約20万戸で断水が続いています。
尾道市では7月16日には全面復旧の予定ですが、開栓することによっての注意点について書きました。
- 西日本豪雨災害・断水
- 断水が復旧した時の注意点①
- 復旧すぐの時は、外の蛇口、もしくは洗面所、台所の蛇口から5分以上水を出しっ放しにする
- 透明な水が出てくるまで出す
- 断水が復旧した時の注意点②
- トイレや温水器は最後に水を流す
- サビや圧力のせいで、トイレや温水器が故障する恐れがある
- 断水が復旧した時の注意点③
- 飲料や調理に使う場合、浄水器を通したり沸騰させたものを使う
- 容器に保存した水は、3日を目安に使用する
今回の断水によって、改めて水の大切さを感じました! 生きていく上で欠かせない水、1週間飲まなければほぼ死に至ると言われています。
いの一番に各地から届けられた水、本当に感謝でした!!
各地でも順に断水が復旧してくると思いますが、慌てて栓を開けないように注意していきましょう!
断水時の食事・トイレ・お風呂・洗濯方法の対策まとめ!復旧時の注意点も伝授します!!